2016/10/17
インプラント治療時に、患者様の顎の骨量が少ない場合、無理に治療を行ってしまうと人工歯根が突き抜けてしまうリスクがあります。顎の骨が少ないためにインプラント治療ができない場合、またはできるだけ期間を短縮して、体への負担の少ない治療を選択したい場合には、CGF再生療法等を用いた治療が有効であるといわれます。
CGF再生療法は、Concentrated Growth Factorsという英語の略で、骨量が足りない場所に患者様の血液によって生成されたCGFをてん入し、膜状にして骨を覆うことで骨の再生を促すことができます。CGF法を用いると、アレルギーや感染リスクが低い状態で、より良く患者様負担の少ない治療が行うことが可能です。また、手術後の傷の改善促進は治療期間の短縮という観点でも有効な方法と考えられています。
CGF再生療法では、遠心分離器で患者様の血液を遠心分離します。回転数を調整することで血液凝固成分のフィブリンゲルの生成ができます。フィブリンは血液中に含まれている血液凝固成分で、傷の治りを良くする作用があります。
大分の小野歯科医院では、専用のメディフュージという機器を用い、骨を増やす手術をする際等に使用しています。メディフュージは採取した血液を遠心分離し、血小板とフィブリンをたくさん含むCGFを生成させることができる機材です。
患者様の血液から採取したCGFを利用するので動物由来の材料の使用を少なくでき、そのことでリスクの低い治療ができます。また、コスト面でも患者様負担の軽減が図れるといったメリットがあります。CGFを採取するための採血量はたった10ccでいいため患者様の負担もちいさくてすみます。大分の小野歯科医院ではこのような機材が用いられ、より良いインプラント治療が行われています。
インプラント治療時に、骨量が少ない患者様に無理に治療を行うと、人工歯根が突き抜けるという危険性があります。顎骨が少なく、インプラントができない場合は、CGF再生療法等の治療法で、骨の量を増やすことができます。
大分の小野歯科医院では、念入りな管理と治療技術で、患者様が不安なく治療を受けることができる態勢が整えられています。
このように、大分の小野歯科医院では、患者様が不安なく治療を受けられるように、できるだけ患者様負担の少ない治療が選択されています。