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インプラントに関する質問
インプラント治療は誰でも受けることができるのでしょうか?
他の歯科治療と異なり外科手術を伴う治療であると同時に、治療終了後も十分なケアが必要です。高血圧症や心臓疾患等の循環器系疾患、喘息等の呼吸器系疾患、糖尿病や骨粗鬆症等の疾患、腎臓や肝臓の機能障害がある場合には注意が必要です。現在服用されている薬によっては、インプラント治療が行えない場合もあります。詳しい検査と診断が必要になりますので、ご相談ください。
インプラント治療にはどれくらいの期間がかかりますか?
治療を開始から治療終了までの期間は、個々の症例によって異なります。例えば、顎の骨にインプラントを埋めてから、インプラントに骨が結合するためには、一定の期間が必要であり、この期間はインプラントを埋めた部位の骨の状態に大きく影響されます。また、インプラント治療部位の骨の造成が必要な場合には、さらに治療期間が延びることになります。治療前には、治療期間についても詳しく説明いたします。
インプラント治療の費用はどれくらいかかりますか?
基本的にインプラント治療には健康保険が適用できませんので、自由診療となり、治療費は高額になります。また、治療内容によっても異なります。治療前には治療費に関しましても詳しくご説明させていただきます。
インプラント治療は「医療費控除」の対象になります。
医療費控除とは、納税者や家族が病院で診察や治療を受け、年間合計10万円以上の医療費がかかった場合、納めた税金の一部が返還される制度のことです。検査・診断料からインプラント・かぶせ物の費用、手術費、通院のための交通費まで、インプラント治療にかかった費用を確定申告すると、費用の一部が戻ってきます。医療費控除の申告には領収書が必要となります。
■申告方法
1) 地域の税務署や申告会場へ直接提出する 各税務署の所在地( http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm)
2) 郵便
3) インターネット
オンライン申請の「e-tax」(http://www.e-tax.nta.go.jp/) 上記三つの方法があります。 ※直接税務署の申告窓口で相談しながら記入することができます。初めての申告でもミスなく行うことができて心配無用です。市区町村によっては、相談会場を設けているところもあります。各税務署にお問い合わせください。
総入れ歯でもインプラントの手術を受けることはできますか?
総入れ歯でも治療が可能です。
総入れ歯でも、検査して歯ぐきや骨に問題がなければインプラントの手術を受けていただくことができます。
費用を明確に教えてもらうことはできますか?
事前に患者様に合わせた治療プランをご提案いたします。
患者様の歯や、顎の骨の状態により必要な処置が変わってくるため費用が変化してしまいます。事前のカウンセリングや検査を通じて明確な料金提示をさせていただきます。金額がはっきりしてからご検討いただいて大丈夫ですので、心配なさらないでください。
健康保険は適用されますか?
インプラントは自由診療で保険適用外です。
残念ながら現在のところ日本では、ごく限られた条件を満たしたケースにしか保険適用が認められておりません。無利息のデンタルローンがご利用いただけますので、ご相談ください。
インプラント手術後はMRI検査が受けられないのでしょうか?
MRI検査を受けることができます。
インプラントを入れてもMRI検査を受けていただくことは可能です。ただし、マグネット式インプラントの義歯を入れておられる方は義歯を外してから撮影していただく必要があります。
インプラントの耐用年数はどれくらいですか?
10年前後、ケアによってもっと長く使うことができると考えられています。
一説には10年前後と言われていますが、日ごろのケアをしっかり行い、年3回のメンテナンスを行うことで10年以上もたせることが可能です。ただし上部構造(かぶせ物)については、使用状況により破損する場合があります。かぶせ物の交換は特別なものではなく、当院では「5年保証」を行っています。
手術前の制限等はありますか?
特にありません。
特に制限等はありません。リラックスしてお越しください。
歯科選びのポイントを教えてください。
事前の十分な説明と、院内の設備に注目してください。
事前のカウンセリングで治療内容についてしっかりと説明してもらえるところがいいでしょう。良くないクリニックは、説明があまりないまま治療に移ろうとする傾向があります。設備についても確認してみてください。新しい設備が良いとは限りませんが、リスクの低い機材を使っているかは重要なポイントです。無料相談にお越しの方には当院の目線からの歯科選びのポイントもご説明しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
歯周病に関する質問
歯磨きの時に歯ぐきから血が出たら、歯周病ですか?
歯周病(歯肉炎、歯周炎)になっている可能性があります。 歯周病とは、歯を支えている周囲の骨や歯ぐきに起こる病気のことで、 お口の中の細菌による炎症によって引き起こされます。歯ぐきからの出血も歯周病の1症状です。
歯周病が全身の病気を引き起こすというのは本当ですか?
本当です。歯周病は全身の病気を引き起こす可能性があります。 歯周病になっているということは、お口の中は歯周病菌などの細菌が増加している状態です。 歯周病菌が喉から入り、気管支や肺に入り込むと、間接的に炎症を誘発して気管支炎や肺炎を引き起こします。さらに歯周病の炎症によって、間接的に糖尿病を悪化させることがわかっています。
歯周病の原因は何ですか?
歯周病は、お口の中の細菌(歯周病菌)が原因で起きます。 お口の中には元々数百種類の細菌がいますが、食べかすなどの栄養をもとに一部の細菌が段々増殖して、 歯の周りにプラーク(歯垢、バイオフィルム)という細菌の塊を作ります。 このプラーク中の細菌が出す毒素が、歯の周りの骨や歯ぐきに炎症を引き起こし、歯周病が進行していきます。 さらに、歯周病の発病・進行には、喫煙や糖尿病、ストレス、食生活、年齢、噛み合わせなど毎日の生活にひそむ色々な危険因子が関わっています。 歯周病の進行を促進させる原因になっています。
歯石は取らなくてはいけないのですか?
歯石を取らないと歯周病は良くなりません。歯石の中には多くの細菌がいて、 その細菌が出す毒素によって、歯の周りの骨や歯ぐきが炎症を起こすからです。 歯石はとても硬く、1度付くと歯磨きでは取り除くことはできません。 そのまま放置すると、歯石は蓄積されていき歯周病も進行してしまいます。 歯周病を改善し、歯と歯ぐきの健康を維持するためには、歯科医院で歯石を取り除くことが大切です。 また、丁寧に磨いていても下の前歯の裏側などは歯石が付きやすい場所ですので、 定期的に歯科を受診しましょう。
予防診療に関する質問
フッ素はむし歯の予防に役立ちますか?
フッ素(フッ化物)には、歯のエナメル質と反応して歯を強くしたり、細菌が作る酵素を抑制したりする作用があります。 また、細菌の出す酸によって溶け始めた(脱灰した)エナメル質の周りにフッ素(フッ化物)があると、 再石灰化を促進してエナメル質を修復するなど、フッ素にはむし歯になりにくくする作用があります。 世界保健機関(WHO)は、フッ素(フッ化物)がむし歯予防の有効な手段であるとして、 世界各国の専門機関に通知しており、日本でも広く応用されています。
フッ素入りの歯磨き粉はメリットがあるのですか?
フッ素(フッ化物)入りの歯磨き粉を使うことで、むし歯の原因となる歯垢(プラーク)を取り除くだけでなく、 フッ素(フッ化物)によるむし歯予防の作用(歯質強化、酸産生能の低下、歯の再石灰化)が期待できます。 特に、むし歯の感受性の高い小児や、成人でもむし歯リスクの高い方にはメリットがあると考えられます。
ホワイトニングに関する質問
ホワイトニングとクリーニングの違いは何ですか?
ホワイトニングは、歯の表面に専用のホワイトニングジェルを塗り、歯の内部を漂白することで歯の色自体を白く明るくすることを目指します。歯のクリーニングは、歯の表面に付いた汚れ(茶渋、タバコのヤニなど)を取り除くことで、歯を清潔にすることです。歯の色が気になる場合には、その原因が歯内部の着色か歯の表面の着色かによって、治療法が変わります。歯の表面に汚れが付いていて歯自体の色も改善する必要がある場合は、歯のクリーニングを行ってからホワイトニングを行います。
どんな歯でもホワイトニングできますか?
ホワイトニングジェルが作用するのは、天然の歯だけです。セラミックやプラスチックなどの人工の詰め物やかぶせ物には作用しません。また、抗生物質(テトラサイクリン系)などの薬剤により重度に変色した歯では、作用が期待できないことがあります。重度のむし歯や知覚過敏がある歯では、先にむし歯や知覚過敏の治療を行う必要があります(歯の状態によってはホワイトニングが困難な場合があります)。
ホワイトニングは体に害はありませんか?
ホワイトニングによるリスクが少ないことは多くの研究や論文によって確認されています。ホワイトニングが普及しているアメリカではFDA(アメリカ食品医薬品局)にて認可されており、今まで広く使用されております。
歯並びに関する質問
悪い歯並びのままだと何か問題はありますか?
悪い歯並びのまま放置していると様々な問題が起きる可能性があります。歯並びが不揃いだと歯磨きがしにくいため汚れがたまりやすく、むし歯や歯周病になりやすくなります。また、よく噛めない、正しい発音がしにくい、顔や顎の発育が悪くなるなど機能的な問題や、顔の輪郭がゆがむ、口を大きく開けて笑えない、歯がコンプレックスになるなどの外見的な問題も起きます。