2016/10/25
インプラント治療には一回法と二回法があります。その違いは、歯肉を切開する手術を一回行うか二回行うかで、一回行う場合が一回法、二回行う場合が二回法です。二回法では、まず、歯肉を切開し、ドリルで人工歯根を埋め込む空間を作ります。そして、人工歯根を埋入します。その後は、上に歯肉をかぶせて縫合します。骨と人工歯根がしっかり結合するまでの約2~5ヶ月ほど期間は定着期間です。その後、インプラントが顎骨と結合し定着したことが確認されたら、次にかぶせ物をセットするための2次手術が行われます。2次手術では再度歯肉を切開し、人工歯根にアバットメントを連結させます。大分の小野歯科医院では、その後、型を取ってかぶせ物を作り、それをアバットメントにセットするという流れで手術が行われます。このように、二回法では人工歯根を歯肉下に埋め込んだ状態で、骨との結合期間を設けます。その後、アバットメントを取り付けます。
それに対し、一回法は歯肉に穴を開け、人工歯根を埋め入れます。そしてアバットメントの一部を歯肉の上に露出させた状態にして、この状態で顎の骨と人工歯根の結合期間を設けます。その後、かぶせ物をアバットメントに装着します。二回法と比べると期間が短くてすむという特徴がある方法で、患者様の負担も少なくてすむ方法です。基本的に小野歯科医院ではこの方法で行っております。
大分の小野歯科医院では、一回法と二回法のどちらの方法が患者様に合っているかについては、患者様の顎の状態やニーズ等も考慮した上で決められています。大分の小野歯科医院は、歯科治療のなかでも技術を要する治療の一つといわれるインプラントに力を入れて取り組んできた歯科医院です。骨量不足の患者様等も骨造成のために通院しています。インプラント治療を考えている場合には、一度カウンセリングを受けて相談してみてください。