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むし歯治療
浅いむし歯の場合は、むし歯を除去し、歯と同じ色の詰め物をその場で充てんして治療は完了します。
深いむし歯の場合は、むし歯を除去した後、必要であれば神経を取り除きます。
治療は患者様に、治療内容を確認した上で行いますので、心配しないでください。
歯周病治療
当院では、位相差顕微鏡で、お口の中に感染している細菌・真菌・原虫等を特定し、動画管理システムに記録しそれらの微生物に感受性のある薬剤を選択し、微生物叢を非常にクリーンな状態に改善することで歯周病を内科的に改善する治療を行っています。
治療前の非常に汚れた微生物叢が治療後は速やかな改善が見込め、術前・術後の状態が一目瞭然に画像で示されるという利点があります。
右記のような症状でお困りの方は、一度当院までご相談ください。
歯周病の原因は、主にカンジダ・アルビカンスというカビと、トレポネーマ・デンティコーラという微細な細菌だという説があります。どちらもほとんどの方に存在する常在菌だと考えていますが、数が異常に増えてくると歯周病特有の症状が現れると見ています。
歯周病は、薬を用いて丁寧に歯磨きして、これらの細菌の数を少なくすれば改善が期待できます。熱心に歯磨きすれば1週間ほどで変化を実感できると思います。
予防診療
日本はアメリカなどの欧米諸国に比べて、歯のケアに関してあまり関心がない国だと言われています。
日本では『歯科医院は歯に何かしら問題が起きてから治療を受けに行くところ』なのに対し、欧米諸国では『問題が起きる前に予防として検診を受けに行くところ』と捉えられています。
ですので欧米諸国では、むし歯や歯周病等は予防することが当たり前という考えが浸透しています。
最近では日本でも予防に力を入れている歯科医院も増えてきています。理由としては、歯が痛み出す前に定期的な歯のメンテナンスをすることが、末永く健康的な歯を保ち続けることに役立つからです。
今ではインプラント、セラミック修復、入れ歯などの様々な治療法が登場しています。確かに審美性も良く、機能的にも復元することができるかもしれません。
しかし、費用や今後の維持・管理の面で負担がかかってしまうことは免れません。そのようなことになる前に日頃からの定期的かつ望ましいケアを行っていくことが、大変重要なことではないでしょうか。
予防の主な手法としては、歯科医院での歯科衛生士による専門的なクリーニング(歯石の除去、PMTC)、フッ素塗布、歯磨き指導等があります。PMTCでは、患者様だけでは取りきれていなかったプラークを医療機器を使ってしっかり取り除いた後、プラークの再付着を防ぎ、歯の質を強くするためにフッ素を塗布します。
セルフケアで全てのプラークを取り除くことが望ましいのですが、現実にはなかなか上手くいきません。むし歯を未然に防ぐためにも、一度検診を受けてみてはいかがでしょうか。
TBI(歯磨き指導)
当院では、必要に応じて歯磨き指導を行っています。
TBIとは「トゥース・ブラッシング・インストラクション」の略で、歯科衛生士等による歯磨き指導を指します。毎日ご自身が行う歯磨きは、むし歯や歯周病を予防するために大切な要素です。正しい歯磨きを身に付けることで、プラーク(歯垢)を溜めることなく清潔な歯にしましょう。
PMTC
歯磨きをしていても、どうしても磨ききれない場所があります。それが毎日積み重なると、細かな汚れや色などが付き、歯の表面が汚れてしまいます。
歯磨きだけでは落としきれない歯の表面に付いた汚れを、専用の機器を用いてクリーニングします。
歯の汚れが落ちるので、歯に付いた着色が落ち、清潔感があってツルツルな自然な歯の色になります。
むし歯や歯周病の予防にも有効です。
痛みを抑えた麻酔
当院ではできるだけ麻酔も痛みを抑えてできるように特殊な注射器を使用したり、表面麻酔をしたりして患者様がリラックスして治療が受けられるように努力しています。
親知らず
親知らずは抜かなければならないというわけでもありません。
しかし、親知らずが前に傾いて前の歯にぶつかり萌出しにくくなっているものや、何度も腫れたりむし歯になったりしているような歯は抜くべきだと思われます。いずれにしても精査すべきと思います。
口臭について
歯周病が進行すると歯ぐきから排膿したり口臭を発する原因となったりします。
また、見落としがちなのが舌苔です。
舌の中央に白いコケのようなものが多く付いていると、それが口臭の原因になっていることがあります。
歯周病治療とともに舌苔を取り除くことによって口臭が消えると思われます。