2016/10/21
リッジエキスパンダーはインプラントを希望する患者様へ骨造成を行う際に使用される歯科用器具で、唇や頬舌等に対して骨幅が相対的に少ない場合の骨幅の拡幅手術で用いられる器具です。リッジエキスパンダーは上顎洞底挙上術とよばれるソケットリフト法の骨造成で用いられる歯科治療用器具で、ソケットリフト法とは、骨に厚みをもたせるために行われる手術で、骨量が足りない時に人工歯根を埋め込んで固定する目的で行われる手術です。歯ぐき切開して骨を削り、もとの歯が生えていたところから人工骨を補てんする時に用いられる手法です。ソケットリフトを行うと、骨移植と同時に人工歯根を顎に入れることができるというメリットがあって、歯が入るまでの期間が平均して3ヶ月前後と短く、患者様の体への負担も比較的少ないというメリットがあります。
上顎洞と歯槽骨の間には粘膜のシュナイダー膜とよばれる平均は0.5ミリくらいの厚さの薄い膜があります。しかし、顎骨に穴をあける際に、この膜を破損してしまうと上顎洞内に感染症が生じる恐れがあります。そうなると、上顎洞内に膿が溜まり、上顎洞炎とよばれる蓄膿症が引き起こされます。そのため、上顎奥歯の手術では、シュナイダー膜の損傷に特に注意が必要とされています。ソケットリフト法でリッジエキスパンダーを用いることで、シュナイダー膜を慎重に挙上することができ、上顎の臼歯部の歯肉や骨切開によって骨幅を広げる処置を行う際に感染の可能性を減少させることができます。
大分の小野歯科医院は、患者の天然歯とよく似た感覚が得られるという点でインプラント治療にも力を入れている歯科医院です。歯は神様からの贈物という考えに基づき、歯を大切にする治療が提供されています。インプラントを検討している患者様や、お口に関して悩みのある患者様に対して丁寧なカウンセリングが無料で提供され、セカンドオピニオンにも対応しています。インプラントは歯科治療のなかでも技術を要する治療の一つですが、大分にある小野歯科医院は力を入れて取り組んできており、そのままでは治療できない患者様にもなるべく対応できるようにする技術や設備を備えた大分の歯科医院です。骨が足りなかったり喫煙習慣があったりする患者様に対しても相談に乗ることができます。
大分にある小野歯科医院では、インプラントの技術を磨いた歯科医師や、歯科麻酔の担当医等を含めてチームで患者様のサポートにあたっており、より良いインプラント治療を受けることができます。